気づくと、ブログ更新が4日ぶりでした^^;
本日は「集中力の持続」に関連して、「残業」をテーマにお伝えしたいと思います。
残業は効率・集中力・スケジュール管理能力を下げる
ひたすら残業していた新入社員時代
私は会社のイラストレーターとして働き始めて5年ほどは、とにかく「残業をする社員」でした。
それは、自分で立てた計画を守ることが本当に苦手で、残業で取り返そうとすることが原因でした。
仕事がとても好きなので、正直、残業は全く苦ではなかったんですが、
今考えると、そもそもその考え自体が良くなかったです^^;
あくまで私の場合ですが、残業がクセになると良くない、と思うのは主に下記3点です。
①スケジュールを、無意識に残業ありきで立ててしまう。
②「定時までに終わらせる!」という意識が低くなり、仕事への集中力が下がる。
③仕事漬けの日々が当たり前になり、プライベートと仕事の切り替えが出来なくなる。
スケジュールを、無意識に残業ありきで立ててしまう
①は、残業から抜け出せなくなる原因に直結します。
例えば毎日2時間残業していたとしたら、
恐ろしいことに、いつの間にか、自分の1日のスケジュールを「+2時間」で計算してしまうようになります。
「計画に含めたらダメだ」と分かっていながら、
「仕事が遅いと思われるのが怖い」という気持ち等から、一度頭がガチガチになってしまうと、抵抗感が薄れ、定着してしまうんです。
初めから残業も含めて仕事のスケジュールを組むため、当然、余裕はゼロ。
残業は遅れを取り戻すためのものではなく、
計画にはじめから含まれた仕事時間と化します。
すると、どうなるか?
遅れが出た場合に取り戻す手段がなくなるんです<( ̄口 ̄||)>!
そしてますます、「無理して取り戻そうとする」という悪循環に陥ります。
私はこのループから抜け出すのに、本当に時間がかかりました。
「定時までに終わらせる!」という意識が低くなり、仕事への集中力が下がる
続いて②ですが、
残業がクセになると、「今日も残業するんだろうな」と無意識に考えるようになります。
すると、定時という「区切り」がぼやけてしまい、今日はどこまで進めることを目標とするか、曖昧になります。
「○時までにこの作業をする」といった、時間への意識も下がるため、同時に集中力も下がってしまいます。
本当に集中している時は、たとえ1分間でも、驚くほど多くの作業ができます。
頭をフル回転して、常に次の作業をイメージしながら1つ1つの手順を素早く進めるためです。
集中力が低下すると、これが間延びしてしまうんですね^^;
仕事漬けの日々が当たり前になり、プライベートと仕事の切り替えが出来なくなる
最後に③ですが、毎日残業していると、「自分の時間」がなかなか持てなくなります。家に帰っても、仕事モードをOFFにする時間がとれないと、毎日の生活から「プライベートの時間」が消えていきます。
「仕事以外の時間を持つことは、実は仕事の質をあげる為にも重要なこと。」
そう気づいたのは、残業ループから抜け出せたときです。
仕事だけの生活をしていると、どうしても「今の情報」に疎くなるため、インプットが増えていきません。
それはイラストレーターに限らず、何かを作り出す仕事をしている人にとっては、致命的だと思っています。
「今」をしっかり掴んで挑まないといけない仕事に就いていながら、「今」に目を向けられていないわけです。
すると、アウトプットするものは、だんだん、時代とズレたものになってしまう恐れがあります。
まとめ
以上、今回は「残業」に焦点をあててお話しいたしました。
仕事内容や立場上、どうしても残業しなければいけない日は、皆さん必ずあると思っています。
問題は、残業が習慣化してしまっていないか、という点だと思います。
限られた時間内で、集中力を高めて良い仕事をすることを目指す人は、やはり伸びていきます。
自分の成長のためにも、残業せずに対応する能力を磨いていきたいと、改めて感じました。