いつもありがとうございます。シロキ マクです(*^^*)
本日は、仕事の進め方について影響を受けた、「上司の一言」を取り上げてお話ししたいと思います。
まだ私が入社1~2年くらいの頃でしょうか。
〆切を守れずに四苦八苦していた頃です(;^_^A
詳細は下記の記事 ↓
その日は、Aさんから依頼された仕事をしていました。
依頼内容:
「WEBページのデザインを一新したい。その全ページそれぞれに入れる、アイキャッチ画像を作ってほしい。」
私は気合充分。
「良いものを作りたい!依頼者に喜んでほしい!」と意気込んでいました。
朝の出社後すぐに依頼を受けたため、その日はまず、全てのページのラフ案(紙に鉛筆でイメージを描く)を描く予定にしていました。そして、次の日にAさんに見せようと考えていました。
夕方頃でしょうか。
部署の上司がトコトコとやってきました。
上司<「そのラフ案の作業、いつまでする予定?」
私<「今日1日、全てのページのラフを描いて、明日Aさんに見ていただく予定です。」
上司<「そう。ぼくなら、依頼を受けて1時間以内に見せにいってるよ。」
(え・・・)
固まる私。
上司<「依頼をした人は、初めから全ページのラフ案なんて求めてない。
まずは1ページで充分。それなら1時間もかからない。
自分が依頼者ならどう思うか想像してみて。
全体のラフ案を見せられて、そもそも方向性が求めているものじゃなかったら、
「なんでもっと早い段階で見せにきてくれないのか」と思うでしょう。
1時間ならひっくり返ってもまだ取り返せる。方向性をそこで詰めることもできる。
まだ1ページだけのラフなら、色々な希望も気楽に伝えやすい。
依頼者は安心して任せられると感じる。
あのね。仕事は早いだけで価値があるんだよ。」
私は、
「依頼者に喜んでほしい」と思っていました。
でもそこには、「初めからOKをもらえる、完璧なものを提出したい」という自分の気持ちがコッソリ隠れていました。
上司は、
依頼者の希望に出来る限り寄り添うイラストにすること、そのためにはどう進めるべきか、を考えていました。
無意識に、依頼者よりも自分の気持ちを大切にしていた私。
今でも教訓にしている一言です(ノ_・。)