前回からの続きです^^
今回は、「企業で働くイラストレーターのメリット」4点目をお伝えします☆
④様々なタッチを依頼されることが多く、イラストの幅が広がる。
「イラストのタッチ」は無数にあり、無限です。おそらくイラストを描く方は、ずっと描いてきた「自分独自のタッチ」を、何かしら持っているかと思います。
私にもベースのタッチというものはあると思うのですが、あまり固定されていないかもしれません^^;
というのも、私の会社の場合、依頼があってからタッチを決めることが多いためです。そのため、その時々の依頼に応じてカメレオンのようにタッチを変化させる必要があります。
【今まで受けた希望タッチの例】※ザックリ
・ポップな色使い。輪郭もくっきり。
・柔らかくて上品
・海外風(日本の商品に見えない)
・フラット(ぺたっとした印象のイラスト)
・3Dで高級感がある
・リアル
・手描きで描いたラクガキ風
・シンプルな線画
・水彩画風
また、「タッチ」とは異なるのですが、「これはもうイラストではなく『デザイン』」と感じる依頼はたいへん多いです☆(これはこれで、とても面白い仕事です^^)
企業側としては、社内にイラストレーターがいる良い点は、外注と違ってかなり融通が利く点かと思います。
つまり無茶な要望も伝えやすい^^(笑)
同じ社内にいるため、相談がしやすいんですね☆
ちなみに私はそんな風に依頼されると、よりやりがいを感じるタイプです^^v
様々な要望に応えていくうちに、いつの間にか色々なタッチが描けるようになっていました。
あくまで私の場合なので、企業によって仕事のかたちは当然異なるとは思うのですが、1つのタッチで全ての仕事をこなす、ということは、企業に所属するイラストレーターでは少ないのかもしれません。
「どんなタッチでもどんとこい!」となれたら強いですね^^
様々な要望に応えられる「描く力のベース」を鍛えられると、イラストの幅が広がります。自分のイラストレーターとしての魅力・可能性も高まります☆
以上、今回はメリット4点目についてお伝えいたしました。
ではでは、続きはまた次回に☆