雇われイラストレーターの奮闘日記

中小企業所属イラストレーター、10年目に突入!イラストを描く仕事に就きたい方、転職したい方に少しでも参考になる情報を発信していきたいと思います☆

企業で働きたくなる!? 企業で働くイラストレーターの【11のメリット】-1

 

「イラストレーターになりたい!!」

 

そう強く思っていながら、イラストとは関係ない業種で働いている方、また、これから就職活動を迎える学生の方は、「イラストレーターとしての『働き方』」をどうするか迷うことは多いと思います。

 

【イラストレーターの働き方は大きく2つ】

・企業に所属するイラストレーター

・企業に所属しない、フリーランス

 

もちろん、数年、企業で働いてからフリーを目指す方も多いのがこの業界。

その選択肢もありますが、参考までに、数回にわたって企業に「属する」ことでどんなメリットがあるのかに焦点を当ててお話ししたいと思います^^

  

■企業で働くイラストレーターの11のメリット(1~3)

 

①イラストを描くために最適な環境が整っている。

②仕事を通して「イラストを扱う知識」が自然と増える。

③制作したイラストに対してすぐにフィードバックがもらえるため、「描く」技術があがるのが早い。

 

 

今回は、メリット1~3についてお伝えします☆

 

①イラストを描くために最適な環境が整っている。

イラストを描く方は、まずパソコン・「Illustrator」や「Photoshop」等のソフトは必須アイテムになるかと思います

(アナログで描く方であっても、作品をweb上にアップしたり、企業に納品したりする際はデジタルデータになるため、恐らく必要になる場面があります。)

 

まず、企業ですと、ほぼ最新のソフトを使える環境がそろっています。これは大きいです。

私は「Illustrator」はver8.0の頃から使っていますが、新しくなるにつれ、どんどん便利な機能が追加されています。

 

最新の機能があるからこそ可能な表現というものは、やはりあります。

 

また、効率よく作業できる機能も強化されていますので、「どうしたら早く描けるか」の最新の方法を常に把握することが可能になります☆

 

②仕事を通して「イラストを扱う知識」が自然と増える。

会社で求められるのは、イラストそのものだけではありません。

例を挙げると、

 

「画像をほぼ荒れさせずに3倍に拡大する方法」

「600点の図版を一度に自動で希望サイズに縮小保存させる方法」

 

など、イラスト作成とはまた別の「イラストを扱う知識」を求めらえる場面は意外に多いです。

仕事を通してソフトに精通してくると、そういった相談や要望に応えらえるようになっていきます。「描く」ことだけではなく、「イラストを扱う現場の知識が増えること」は、非常に自分の自信につながり、仕事の幅も広がります。

 

③制作したイラストに対してすぐにフィードバックがあるため、「描く」技術があがるのが早い。

改めてお伝えしておくと、私は、イラストレーターの働き方はそれぞれの希望するかたちが良いと思っています。企業に属しても、フリーランスでも、その人が望むかたちであるならば、それが最も良いと思います。

 

ただ私が個人的に良かったと思うのは、企業に所属すると、「描く」技術があがるのが大変早いということです。

毎日、依頼者から何かしらの新しい要望を受け、それに何とか応えようとします。そして、作成したものに対してのフィードバックがすぐにあるため、止まっている時間はありません。

ずっと走っているような感覚です。毎日、発見があります。

 

私は1人で描いていると、なかなか1つの作品から抜け出せないタイプなので、 常に誰かの要望に応えていくスタイルは、自分には合っていたようです^^;

 

 

 

以上、今回はメリット1~3についてお伝えいたしました☆

続きはまた次回に^^