こちらのブログを見に来てくださった方、ありがとうございます(*´∇`*)
イラストレーターのシロキ マクです。
前回の記事では、仕事の「〆切」について少し触れさせていただきました。
私はお伝えした通り、入社当初は、本当にイラスト提出の〆切を守ることに悪戦苦闘していました。
〆切を守れたり、守れなかったり・・・
見事なまでに、全く安定しない仕事ぶり。
仕事をして初めて気づきました。
私はスケジュール管理が苦手カモ・・・( ̄ロ ̄lll)
そんな私が、今は〆切までにある程度余裕をもって、イラストを提出できています。
本当にウソみたいですが。。
周りの方は誰も口にしませんでしたが、当時は「なにが起こったんだ?」くらいの変わりっぷりだったかと^^;
それくらい、ひどかったんです^^;
そんな私がなぜ〆切を守れるようになったのか??
それは自分の「クセ」に気づけたからです。
私が〆切を守れるイラストレーターになったワケ
今の会社は、〆切はだいたい下記の3パターンで決まります。
①初めから〆切の日程が決まっている案件を受ける。
②依頼者から希望日を提示され、その上で相談。
③自分で計画を立て、宣言する。
①は、もう日程が決まっているので、間に合わせる他ないのですが、基本、ムチャな日程で依頼されることはありません。依頼者の方自身が、ある程度、可能な範囲か確認して、案件を持ってきてくれるためです。
また、厳しそうな場合は、②のかたちになります。可能か範囲かどうか、まず相談して下さるんですね。
②は、「どのくらいでできそう?」と聞かれます。可能だと思う日を返答します。
③は案件の規模と内容を考えて、自分の力量ではどのくらいのペースで進められるか計画を立てます。
(例:300点のイラストを何日で作成するか。イラスト1点のサイズ、描く内容によって変わりますね。)
私がよく〆切を守れなかったのは②と③です。
共通している点な何か?
どちらも、自分で〆切日を提示しているんです。
入社当初は、まだ自分の作業ペースが掴めていなかったことも大きいのですが、私は、自分で「この日には提出できます。」と伝えるとき、あるクセがでます。
それは「見栄っ張り」です。
当時は本当に無意識だったんですが、「少し厳しいかも」と思っていても、「この日が希望なんだけど、どうかな?」と聞かれると、
「できます。」
と答えてしまうんです。
「厳しいです。」の一言が言えないんです。。( ̄ロ ̄lll)
「もしかしたら出来るかも・・・」が頭にフッと浮かんで、出来ると伝えてしまいます。
③の、自分で計画を立てる場合も同様。
「これは期間をかけすぎじゃないか。」と言われるのが怖くて、「仕事が遅い」と思われるのが怖くて、少し厳しめのスケジュールを立ててしまう。。
結果、守れないのであれば、
依頼者にとっては迷惑以外のなにものでもありませんね・・(T∇T)
そして、何度か〆切を守れずに、そのせいで周りの方に迷惑をかけ、「これはアカン」と気づき、激しく落ち込み、分析し、やっと自分の根本の「見栄」に気づくことができました。
『もう見栄なんてどうでも良い。迷惑をかけたくない。』
それからは徹底して、「厳しい」と思ったら正直に現状を伝え、いつなら可能か、修正が入る可能性なども含めて、日程を相談するようにしました。
「自分は見栄をはるクセがある」と分かっていると、返答しようとするとき、一度立ち止まることができます。
クセを直すのは難しくても、クセを把握した上で対策をうつことはできます。
それからは、驚くほど仕事が安定しました。
少しずつ信頼度があがっていきました。「安心」だと言われたとき、信頼されることの大切さを身に染みて感じました。
「スケジュール管理が苦手」「なかなか〆切を守ることができない」と、もし悩んでいる方は、無意識に何かしらの自分のクセが出ているかも??
ウンウン悩み続けた私。もし少しでも参考になれば幸いです^^
ではでは、また次回に☆