雇われイラストレーターの奮闘日記

中小企業所属イラストレーター、10年目に突入!イラストを描く仕事に就きたい方、転職したい方に少しでも参考になる情報を発信していきたいと思います☆

〆切を守れるイラストレーターに変身!!~やっかいな『自分のクセ』は思わぬところで足を引っ張る~

こちらのブログを見に来てくださった方、ありがとうございます(*´∇`*)

イラストレーターのシロキ マクです。

 

前回の記事では、仕事の「〆切」について少し触れさせていただきました。

 

www.shirokimaku.com

 

私はお伝えした通り、入社当初は、本当にイラスト提出の〆切を守ることに悪戦苦闘していました。

 

〆切を守れたり、守れなかったり・・・

 見事なまでに、全く安定しない仕事ぶり。

 

仕事をして初めて気づきました。

 

私はスケジュール管理が苦手カモ・・・( ̄ロ ̄lll)

 

 

そんな私が、今は〆切までにある程度余裕をもって、イラストを提出できています。

本当にウソみたいですが。。

周りの方は誰も口にしませんでしたが、当時は「なにが起こったんだ?」くらいの変わりっぷりだったかと^^;

 

 それくらい、ひどかったんです^^;

  

そんな私がなぜ〆切を守れるようになったのか??

それは自分の「クセ」に気づけたからです。

 

私が〆切を守れるイラストレーターになったワケ 

 

 今の会社は、〆切はだいたい下記の3パターンで決まります。

 

①初めから〆切の日程が決まっている案件を受ける。

②依頼者から希望日を提示され、その上で相談。

③自分で計画を立て、宣言する。

 

 

①は、もう日程が決まっているので、間に合わせる他ないのですが、基本、ムチャな日程で依頼されることはありません。依頼者の方自身が、ある程度、可能な範囲か確認して、案件を持ってきてくれるためです。

また、厳しそうな場合は、②のかたちになります。可能か範囲かどうか、まず相談して下さるんですね。

 

②は、「どのくらいでできそう?」と聞かれます。可能だと思う日を返答します。

③は案件の規模と内容を考えて、自分の力量ではどのくらいのペースで進められるか計画を立てます。

(例:300点のイラストを何日で作成するか。イラスト1点のサイズ、描く内容によって変わりますね。)

 

 

私がよく〆切を守れなかったのは②と③です。

共通している点な何か?

 

どちらも、自分で〆切日を提示しているんです。

入社当初は、まだ自分の作業ペースが掴めていなかったことも大きいのですが、私は、自分で「この日には提出できます。」と伝えるとき、あるクセがでます。

 

それは「見栄っ張り」です。

 

当時は本当に無意識だったんですが、「少し厳しいかも」と思っていても、「この日が希望なんだけど、どうかな?」と聞かれると、

 

「できます。」 

と答えてしまうんです。

 

「厳しいです。」の一言が言えないんです。。( ̄ロ ̄lll)

 

「もしかしたら出来るかも・・・」が頭にフッと浮かんで、出来ると伝えてしまいます。

③の、自分で計画を立てる場合も同様。

「これは期間をかけすぎじゃないか。」と言われるのが怖くて、「仕事が遅い」と思われるのが怖くて、少し厳しめのスケジュールを立ててしまう。。

 

結果、守れないのであれば、

依頼者にとっては迷惑以外のなにものでもありませんね・・(T∇T)

 

そして、何度か〆切を守れずに、そのせいで周りの方に迷惑をかけ、「これはアカン」と気づき、激しく落ち込み、分析し、やっと自分の根本の「見栄」に気づくことができました。

 

『もう見栄なんてどうでも良い。迷惑をかけたくない。』

 

それからは徹底して、「厳しい」と思ったら正直に現状を伝え、いつなら可能か、修正が入る可能性なども含めて、日程を相談するようにしました。

「自分は見栄をはるクセがある」と分かっていると、返答しようとするとき、一度立ち止まることができます。

 

クセを直すのは難しくても、クセを把握した上で対策をうつことはできます。

 

それからは、驚くほど仕事が安定しました。

少しずつ信頼度があがっていきました。「安心」だと言われたとき、信頼されることの大切さを身に染みて感じました。

 

 

「スケジュール管理が苦手」「なかなか〆切を守ることができない」と、もし悩んでいる方は、無意識に何かしらの自分のクセが出ているかも??

 

 ウンウン悩み続けた私。もし少しでも参考になれば幸いです^^

ではでは、また次回に☆