雇われイラストレーターの奮闘日記

中小企業所属イラストレーター、10年目に突入!イラストを描く仕事に就きたい方、転職したい方に少しでも参考になる情報を発信していきたいと思います☆

「2分で直して」アナログ・デジタルイラストの修正スピードの違い

 

 

 

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アナログの水彩画


 

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デジタルの水彩画




 

いつもありがとうございます。シロキ マクです(^_^)

本日は、「アナログ」で作成したイラストと、「デジタル」で作成したイラストの違いについて、少し触れてみたいと思います。

 

・上のイラストはアナログ(鉛筆・水彩絵の具)で作成したもの

・下はデジタル(Photoshopp)で作成したもの

※デジタルのイラストも、ある程度、水彩画に見えるように描いています。

 

アナログとデジタルを組み合わせて描く場合も多いため、本来は、はっきりとは分けづらいのですが、敢えて今回は2つに分けてお話ししたいと思います。

 

私は、イラストはどんな描き方でもそれぞれに魅力があると思っています。

アナログには手描きの温かみがあり、デジタルはデジタルでしか表現できないこともあります。

 

ただ、企業での仕事においては、デジタルでないと、少々しんどい場面が出てきます(;^_^A

 

イラスト修正の対応スピード

仕事では「スピード」を重視されるというお話は以前、下記の記事でさせていただきました。

 

お伝えした通り、作成はもちろんなのですが、実は「修正」のスピードもそれ以上に求められることがあります。

 

例えば、「今日の16時までに印刷会社に入稿しないといけない」場合に、イラストの最終確認で、色を誤って塗っている箇所に気づいたとします。

急いで、正しい色に塗りなおさなければいけない。

許された時間は2分。

 

その時に、デジタルだと、データであるため、修正は実はカンタンです。

上から正しい色で塗りつぶす、レイヤーを1つ増やして修正した色を塗るなど、いくらでも方法はあります。

 

ただ、アナログで制作したイラストの場合、描き方によっては、線の重なりや微妙なにじみの表現などがあると、短時間で修正が出来ない場合があります。

 

アナログの魅力はもちろんありますが、修正の対応スピードで圧倒的に優位になるのは、やはりデジタル。

 

企業で働くイラストレーターを希望する場合は、デジタルのイラストに慣れておくのがオススメですσ(^_^;)

 

比較的、期限までに余裕がある場合などに、アナログの味を求められる案件もあるため、その時々で使い分けられると良いと思います。

 

 

以上、今回は「アナログ」と「デジタル」のイラストの修正スピードの違いについて、簡単にお話しいたしました。

ではでは、また次回に☆