雇われイラストレーターの奮闘日記

中小企業所属イラストレーター、10年目に突入!イラストを描く仕事に就きたい方、転職したい方に少しでも参考になる情報を発信していきたいと思います☆

企業イラストレーターに向く「タイプ」は決まっている?

いつもありがとうございます。シロキ マクです(*^^*)

本日は、企業イラストレーターに向く「タイプ」に関して、少し触れさせていただきたいと思います。

 

就職活動・転職活動にあたって、「適職診断」「職業適性診断」などを受けた人は、

こちらの記事を読んでくださっている方の中にも、たくさんいらっしゃるかもしれません。

 

【「適職診断」とは】

(例)質問:「自分は他人の話はよく聞く方だと思う」

 ⇒はい、いいえ、どちらでもない、の3つで答える

  このような質問20~30問程度に答えると、自分の適職タイプが診断できる

 

では、企業イラストレーターに向く人とは、いったいどんなタイプでしょう??

そもそも、決まっているものなのでしょうか?

企業イラストレーターに向く「タイプ」

私は今でも、初めて「適職診断」を受けたときのことをよく覚えています。

 

大学3年で、「デザイン業界で就職するための講座」があると耳にして、友人数人と一緒に申し込みをしました。

正直、この時点ではまだどんな業界で就職したいのか、全く決まっていませんでしたがσ(^_^;)

 

講座の内容は、イラスト・デザイン作品をポートフォリオ(作品集)にまとめる手順・その見せ方、採用面接での効果的なプレゼン方法、などです。

実際の授業では、PCでポートフォリオをまとめる作業を各自が行い、それに対して講師がアドバイスをしてくれます。

 

講師の方は計5名ほど。あるゲーム会社のお偉いさんのような方、デザイナーとして活躍されている方など、

「仕事ができる」オーラが凄い方ばかり 。

 

そして、受講生の方も元気でハツラツとしている方が多く、人見知りの私は、

 

「すごいところに来てしまったかも; ̄ロ ̄)!!

 

と完全に委縮してました(笑)

 

 

ある日の授業で、突然、ゲーム会社の講師の方が、「今から適職診断をします」と言って、役40名の受講生で一斉にPCで診断をしました。

 

診断結果が出ると、教室の中は笑いと喜びの声が。

「私、起業家向きなんだって!」

「オレはアイデアマンで、企画に向いてるって!」

などなど、明るい声ばかり。

そして、何故か「同じ診断結果だね」と喜び合う声が??

 

ゲーム会社の講師(  ̄0 ̄)

「この診断では、皆さんは恐らくこの3タイプのいずれかになるはずです。この業界(ゲーム・デザイン・イラスト)を目指す方は、だいたいこの3タイプです。」

 

え?業界に向くタイプって決まってるの・・(  ゚ ▽ ゚ ;)??

 

と混乱しつつも、自分の診断結果を確認すると・・・

 

見事にその3タイプではありませんでした。

 

「1つめのタイプだった人は?」「はーい♪」

・・と楽し気な講師・受講生のやりとりが行われる中、心臓がバクバクする私( ̄_ ̄|||)

 

すると、ゲーム会社の講師の方がヒョイっと私の診断結果をのぞき込んで、一言。

 

「あ~。君、向いてないねー(苦笑)」

 

・・・Σ( ̄ロ ̄lll)

 

 

・・・デザイン業界のお偉いさんの一言というものは、大学3年の私にとっては、それはもうすごい破壊力で。

 

「私は、デザイン業界に向いていないのか・・」(放心状態)

 

ちなみに私のタイプは、確か「職人」タイプ。

詳細は覚えていないですが、「一人で寡黙に出来る仕事が向いている」だったはず。

そして、そのタイプだったのは、40名のうち、私だけでした。。

 

 

【一般的によく言われる、企業イラストレーターに向くタイプ】

・コミュニケーション能力が高い

 チームで動くことが多い仕事のため、人間関係をうまく保つ協調性・明るさ・話しやすさを持っている。

 

 

 

しかし、

「向いていない」と太鼓判を押された私が、今、イラストレーターとして働いています(;^_^A

 

コミュニケーション能力が高いかと言われると、全く自信がないですし、今でもこの業界に向いているタイプかと言われると、自信をもって「向いてる!」とは言えません。

 

ただ、私は「向いているタイプ」は確かにあるとは思いますが、向かないタイプであろうと何だろうと、どんな仕事もやってみないと分からないと思っています^^;

 

初めから入り口を狭めてしまう必要はないかと。

 

話すのが苦手でも、相手の求めているものを掴む能力を磨くとか、他の能力で足りないところを補ったり、全ては工夫次第かと☆

 

もし「自分はイラストレーターに向いていないかも・・」と気にしている方がいらっしゃったら、ぜひ私の事例を見て、自信を持っていただきたいと思います(o^∇^o)ノ(笑)

 

 

以上、本日は「イラストレーターに向くタイプ」に関して、少し触れさせていただきました^^

ではでは、また次回に☆