いつもありがとうございます。シロキ マクです(*^^*)
本日は、仕事をする上で感じる「めんどくさい」について、触れてみたいと思います。
私が今の会社に入社して、まず気になったのは、「めんどくさい」という言葉です。
とても仕事のできる、尊敬するB先輩が口癖のように言っていたので、新人ながらに、
「うーん。愚痴の多い先輩なのかな・・・(゚_゚i)ドキドキ」
と思っていました。
ただ不思議なことに、仕事はとても楽しそうにされているんです。
「めんどくさい」と口にするときも、心から嫌そうに言っているわけではないので、単なる口癖なのかなと勝手に納得していました(;^_^A
ある時、私がイラストの作業をしている様子を見て、B先輩が、
「その作業はどうやって進めているの?」と質問をされたので、作業手順を伝えると、
B先輩<「それはめんどくさいわ!」
∑( ̄ロ ̄|||) ビクーッ
・・一瞬、怒られたのかと思いましたが、そうではありませんでした。
B先輩<「シロキさんは、めんどくさいと思わなさすぎる。」
笑いながら言う先輩を見て、
「・・どういうことですか(@.@)??」とついていけない私。
B先輩の「めんどくさい」には仕事の大事なポイントが隠れていました。
大切な「めんどくさい」気持ち
B先輩<「仕事でね、『めんどくさい』って感じるのは、すごく大事なことなんだよ。
シロキさんはね、
良く言うと「辛抱強い」。
悪く言うと、「とても効率が悪い」。
その仕事の作業手順を聞いたけれど、恐らくシロキさんは「めんどくさい」とは全く思わないんだろうね。
でもその手順は正直、すごく効率が悪い。
そんな方法をとるのは、よっぽど辛抱強い人。
他の社員にも聞いてみたら分かるよ。
皆、そんなめんどくさい方法は選択せずに、もっと効率の良い方法がないか、まず考えるよ。
ぼくは10分作業してみて、『これは手間がかかる』と思ったら、作業を続けずに一旦手を止めて、他の方法がないか検討するようにしてる。
シロキさんはそもそも『めんどくさい』と思わないから、もっと良い手順がないか考える、という方向に向かわないんだろうね。」
B先輩の言葉を聞いて、「めんどくさいと思わなさすぎる。」と言われた意味が分かりました。
自分が「めんどくさい」と感じるアンテナが弱い理由に、思い当たるところはたくさんありました。
ずっとアナログで絵を描いていた時、山の奥までスケッチに通い続けたり、絵の具のダマが無くなるまで混ぜ続けたり、水彩のにじみがきれいに出るまで辛抱強く待ったり、「これはダメだ」と思ったら、完成した作品でも1からもう一度描きなおしたり。。
美大では「めんどくさい」の発言はあり得ないことで、私はすっかり、手間のかかる作業に慣れすぎていました。
ただ、お給料を頂いて仕事としてイラストを描く場合、全く事情が異なってきます。
B先輩は私が新人のためか、笑いながらアドバイスして下さいましたが、
今となると、
「めんどくさいと思わなさすぎる。」を一瞬、誉め言葉かと思った自分は、赤面ものです・・
<( ̄口 ̄||)>!!ー!!<(|| ̄口 ̄)>
以上、本日は仕事をする上での「めんどくさい」についてお伝えしました^^
ではでは、また次回に☆