いつもありがとうございます。シロキ マクです(*^^*)
本日は、私のあるクセと少し絡めてお話ししたいと思います。
私は、かつて、完成していない作業途中のイラストを見られるのが、ものすごく苦手でした(T-T)(今も少し苦手です・・)
もう性格としか言いようがないのですが、恐らく、まだ自分でも「途中」と分かっているものを誰かに見せることに抵抗があるんです。
しかし、趣味のイラストであれば自分が満足するまでじっくり取り組んでよいのですが、仕事には〆切があります。
〆切までの予定を考えると、このタイミングで依頼者に一度意見を聞くべき、ということが必ずあります。
自分でも満足する状態・やりたい方向性で進められているイラストの場合は大丈夫なのですが、
とても憂鬱になるのが、
「これはアカン・・」( ̄口 ̄||)
と自分で分かっている場合です。
依頼者がイラストを一目見て、
「シロキさん、煮詰まってるな・・・( ̄ω ̄;)」
と分かる場合です。
入社数年は本当にこの憂鬱な気持ちから抜け出すことが出来ず、ダメでした(;^_^A
でも今は、煮詰まっていようが何だろうが、「仕事を早く進める」ためにある程度動けます。
それは、あるきっかけで気持ちがふっきれたことが大きいです。
人は意外と見てくれている
仕事を遅らせるわけにはいかないので、結局、憂鬱でもとにかく見せに行くのですが、頭の中は、
「この程度しか描けない、とガッカリされたらどうしよう・・( ̄_ ̄|||) ドキドキ」
など、恥ずかしいくらい自分のことばかりでした。
そんな時に、ある依頼で、「これはアカン」状態になり、憂鬱になりながら依頼者にイラストを見せにいったときのことです。
私<「スミマセン。ちょっと煮詰まっていて、方向性に迷っていまして・・」
依頼者<「・・・うん。煮詰まってるね。ちょっと思っているのと違うかな。。」
私(ああ、やっぱりガッカリさせてしまった・・(TT))
依頼者<「もっと早く相談に来てくれたら良いのに(笑)
ぼくは最終の仕上がりは、全然心配してないよ。前のシロキさんの仕事も見てるからね。」
その言葉を聞いて、「信頼されている」ということが分かりました。。
その後、具体的にカイゼンしてほしい箇所や、方向性についての相談をしてくださり、参考になる資料まで探して渡してくれて、スムーズに仕事を進めることが出来ました。
依頼者は、イラストレーターに依頼をして、打合せをして、受け取る立場。
イラストレーターが煮詰まることがあることなど、お見通しです(笑)
そして、今までの仕事をきちんと見てくれています。
煮詰まっているのが分かっていながら、そのまま作業を進めるのは、依頼者より自分の気持ち・ちっぽけなプライドを優先しているということ。そして、それは仕事のスピードを遅らせることに繋がります。
結局、それが依頼者をガッカリさせることになります。
「上手くいっていないものは見せない」
は自分の評価を落とすだけ。
それよりも、早い段階で上手くいっていないことを正直に伝えて、一緒にカイゼン策を練るイラストレーターのほうが、遥かに信頼されます(;^_^A