※第2回の記事を修正しました。(読みにくかったため、まとめ直しました^^;)
さて、第2回は、私が中小企業のイラストレーターになるまでに取り組んだことを簡単にお話しします。
まず、身体を壊したのをきっかけに新卒で入社した会社を退職
その後・・
①某出版社の公募展に応募
②Adobe「Illustrator」の基礎をマスター
③ポートフォリオ(自分の作品集)のために作品を量産
①某出版社の公募展に応募
退職後、PCでネットを見ていた時にふと目に留まった公募掲示板。
そこには、「某出版社のイラストの公募」がありました。
イラストが採用されると・・
・今後出版予定のシリーズ本1冊分すべてのイラストを担当できる
という内容。
そして、応募 ⇒ 採用され、人生初の仕事としてのイラストを描くことに。
20点ほどの挿絵を水彩画で描き、無事に本が出版されました。
正直、もう運が良いとしか言えませんが、この実績が、今の会社に入社できる1つの要因になります。
②Adobe「Illustrator」の基礎をマスター
皆さんご存知の「Illustrator」。イラストに興味がある方なら、触ったことがある方は多いかもしれません。
私は退職後、職業訓練で「デザイン基礎講座」を受け、「Illustrator」の基礎を学び、習得しました。「基礎ってどの程度?」と気になる方向けに、下記に学んだ内容をまとめました☆
【Illustratorで習得した内容】
・「ペンツール」を使って簡単な形を描く
・イラストを描く時によく使うツール(反転コピー、効果をつける等)を合わせて把握
・用意された画像素材を使って広告を作る
・文章の編集
①でお伝えしたように、当時は主に水彩画でイラストを描いていた私は、超アナログ人間です。美大時代も、「Illustrator」に触れる機会はありましたが、「ペンツール」で何度も挫折しました^^;
「Illustrator」を使ったことがある方なら、ウンウンうなづいて頂けるかもしれません。
「ペンツール」は本当に強敵でした。それまで鉛筆や筆で描くことに慣れていた私は、なかなか思うように線が引けず、3日坊主を繰り返してきました。
そんな私が「Illustrator」を習得できたのは、本当に職業訓練のおかげです!!
専門学校で授業を受けたんですが、たいへん丁寧に教えて下さいました。
そして、人間、「やるしかない」状況に置かれると、何とかなるものだと実感しました!
③ポートフォリオ(自分の作品集)のために作品を量産
今度こそ、ずっと目指していた「絵を描く仕事」に就くと決めていた私は、職業訓練を終えてからひたすら部屋に籠ってIllustratorで作品を作りました。
会社の採用試験で必要になる、「ポートフォリオ」を作るためです。
【ポートフォリオの内容】
・Illustratorで作ったイラスト作品
・①の出版社の本の挿絵 ※水彩画
・デッサン(高校・大学時代のもの)
正直、ポートフォリオに「正解」は無いと思います。(受ける会社によっても見せるものは変わってきます。)
私が当時、意識してアピールしたことは下記です。
・基礎の力(デッサン力)
・色々なタッチのイラストが描けること
デジタルイラストは、この時点では、上記でお伝えした通り、やっとペンツールで何とかイラストと呼べるものが描ける程度。そのため、そこを補えるように、基礎がしっかりしていることが伝わるものにしました。
①②③に取り組んだ結果、今の会社とご縁をいただけたのですが・・・そのお話はまた次回に^^