雇われイラストレーターの奮闘日記

中小企業所属イラストレーター、10年目に突入!イラストを描く仕事に就きたい方、転職したい方に少しでも参考になる情報を発信していきたいと思います☆

Adobe「Illustrator」初心者が作品を量産するコツ-1

前回の記事で、私がイラストレーターになるまでに取り組んだこととして、下記をお伝えしました。

 

面接用のポートフォリオ(自分の作品集)のために作品を量産

 

今回は、こちらについて少し補足したいと思います☆

 

「何を描けば良いか迷い、なかなか作品に取り掛かれない」

「仕上がりに満足できず、いつまでも1つの作品の手直しをしてしまう」・・

といった悩みは本当によく耳にします。 

 

転職を検討中で、Illustratorで描いた作品を早くたくさん作りたいと思っている方などには、切実な問題です。

 

ただ、まだIllustratorに慣れない内から作品をたくさん描くというのは、気持ちの面でなかなか難しいことだと私は思っています。 

 

にも関わらず、初心者の私はなぜ作品を量産出来たのか??

当時のことを振り返りつつ、自分なりのコツをまとめてみました☆

 

※なお、作品の量産は、あくまで一旦は質よりも量を重視した方法です。

ただ、量を描くと自然と質の向上に繋がるため、個人的には、量を描くことはIllustrator上達のためにも、かなりオススメの方法です。

 

 

「Illustrator」初心者が作品を量産するコツ

 

結論からお伝えすると、

 

「とにかく描く!!」です。

 

・・・身も蓋もないですね^^; 

以下でもう少し踏み込んでお話しするので、どうかご安心を☆

恐らく、下記のようなことで「なかなか制作が進まない」と悩んでいらっしゃる方は多いのではないでしょうか?

 

①最低限、Illustratorを使える状態にはなったけれど、これで作品が作れるのか?

②ペンツールで、まだぎこちない線しか描けない

③何を描けば良いか迷う(そもそも「コレ!」という描きたいものがない。)

④いつまでも1つの作品の手直しをしてしまい、作品数が増えない

 

 

これらは全て、当時の私が悩んでいたことです^^;

 

この悩みをクリアしたため、作品を量産出来ました。 

 

まず、初めにお伝えした通り、初心者は「とにかく描く」ことが大切だと思います。

上記のような悩みは、イラストの制作を通して解決していくものがほとんどです。

 

それでは、具体的な解決策をお伝えしていきます。

 

 

①最低限、Illustratorを使える状態にはなったけれど、これで作品が作れるのか?

 

<ポイント>

今使いこなせる機能で」作品を制作する。

 

最初から色々なツールを駆使した凝ったイラストを作ろうとすると、途中で挫折する可能性が極めて高いです。(経験済みです^^;)

 

※ただ、ペンツールが使えないと、円や四角等を組み合わせてイラストを組み立てる方法になるため、作れるものがある程度限られてきます。ペンツールでぎこちなくても形が作れるなら、作品の幅が広がります。

(そのため、個人的にはペンツールに少し慣れておくことをオススメします☆)

 

作品といっても、うさぎのイラスト1点でも立派な作品です。

実際に私が初めてポートフォリオ用の作品として描いたのが、背景など何もない、最低限の機能を使って描いた、シンプルなうさぎのイラストです。

とにかく、まずは1点、作品を完成させることが大切だと思っています。

 

 

②ペンツールで、まだぎこちない線しか描けない

 

<ポイント>

Illustratorのペンツールで描いた線(ベジェ曲線)は、何度でもやり直しが出来るため、初めから上手に描こうとする必要はない。

 

【オススメの方法】

・ぎこちない線で良いので、まずは描きたい形を描く。

・気に入らない箇所は、後から修正して好みの形に整える。

 

私が実践した方法です。

うさぎのイラストを例に挙げると、まずはうさぎの全体の輪郭を描いて、後から耳を好みの形に曲げたり、調整をしました。初めから修正しながら描くより、断然早く描けます。

 

 

 

少し長くなりそうなので、本日はこのあたりで^^

続きは、次回に☆