前回の記事で、私がイラストレーターになるまでに取り組んだこととして、下記をお伝えしました。
・面接用のポートフォリオ(自分の作品集)のために作品を量産
今回は、こちらについて少し補足したいと思います☆
「何を描けば良いか迷い、なかなか作品に取り掛かれない」
「仕上がりに満足できず、いつまでも1つの作品の手直しをしてしまう」・・
といった悩みは本当によく耳にします。
転職を検討中で、Illustratorで描いた作品を早くたくさん作りたいと思っている方などには、切実な問題です。
ただ、まだIllustratorに慣れない内から作品をたくさん描くというのは、気持ちの面でなかなか難しいことだと私は思っています。
にも関わらず、初心者の私はなぜ作品を量産出来たのか??
当時のことを振り返りつつ、自分なりのコツをまとめてみました☆
※なお、作品の量産は、あくまで一旦は質よりも量を重視した方法です。
ただ、量を描くと自然と質の向上に繋がるため、個人的には、量を描くことはIllustrator上達のためにも、かなりオススメの方法です。
「Illustrator」初心者が作品を量産するコツ
結論からお伝えすると、
「とにかく描く!!」です。
・・・身も蓋もないですね^^;
以下でもう少し踏み込んでお話しするので、どうかご安心を☆
恐らく、下記のようなことで「なかなか制作が進まない」と悩んでいらっしゃる方は多いのではないでしょうか?
①最低限、Illustratorを使える状態にはなったけれど、これで作品が作れるのか?
②ペンツールで、まだぎこちない線しか描けない
③何を描けば良いか迷う(そもそも「コレ!」という描きたいものがない。)
④いつまでも1つの作品の手直しをしてしまい、作品数が増えない
これらは全て、当時の私が悩んでいたことです^^;
この悩みをクリアしたため、作品を量産出来ました。
まず、初めにお伝えした通り、初心者は「とにかく描く」ことが大切だと思います。
上記のような悩みは、イラストの制作を通して解決していくものがほとんどです。
それでは、具体的な解決策をお伝えしていきます。
①最低限、Illustratorを使える状態にはなったけれど、これで作品が作れるのか?
<ポイント>
「今使いこなせる機能で」作品を制作する。
最初から色々なツールを駆使した凝ったイラストを作ろうとすると、途中で挫折する可能性が極めて高いです。(経験済みです^^;)
※ただ、ペンツールが使えないと、円や四角等を組み合わせてイラストを組み立てる方法になるため、作れるものがある程度限られてきます。ペンツールでぎこちなくても形が作れるなら、作品の幅が広がります。
(そのため、個人的にはペンツールに少し慣れておくことをオススメします☆)
作品といっても、うさぎのイラスト1点でも立派な作品です。
実際に私が初めてポートフォリオ用の作品として描いたのが、背景など何もない、最低限の機能を使って描いた、シンプルなうさぎのイラストです。
とにかく、まずは1点、作品を完成させることが大切だと思っています。
②ペンツールで、まだぎこちない線しか描けない
<ポイント>
Illustratorのペンツールで描いた線(ベジェ曲線)は、何度でもやり直しが出来るため、初めから上手に描こうとする必要はない。
【オススメの方法】
・ぎこちない線で良いので、まずは描きたい形を描く。
↓
・気に入らない箇所は、後から修正して好みの形に整える。
私が実践した方法です。
うさぎのイラストを例に挙げると、まずはうさぎの全体の輪郭を描いて、後から耳を好みの形に曲げたり、調整をしました。初めから修正しながら描くより、断然早く描けます。
少し長くなりそうなので、本日はこのあたりで^^
続きは、次回に☆