雇われイラストレーターの奮闘日記

中小企業所属イラストレーター、10年目に突入!イラストを描く仕事に就きたい方、転職したい方に少しでも参考になる情報を発信していきたいと思います☆

求められる「嫌われないイラスト」

いつもありがとうございます。シロキ マクです(*^^*)

 

本日は、「嫌われないイラスト」をテーマに採り上げてお話ししたいと思います。

 

イラストの依頼を頂く場合、大きく下記の2つに分けることができます。

①個性を打ち出すもの ※ある程度ターゲットを絞ったもの

②広く受け入れられるもの ※ターゲットをそれほど絞らないもの

 

①の場合は、依頼者と打合せをして、狙うターゲット層に好まれるイラストのタッチを検討します。

 

そして、②の場合に求められるのが、今回取り上げた

「嫌われないイラスト」になります(^_^)

 

重宝される「嫌われないイラスト」

では、「嫌われないイラスト」が必要な場合とは??

 

例えば、商品のパンフレットや、商品のパッケージ、WEBのトップページなど。

 

共通するのは、

「お客様がはじめに目にするイラスト」であるという点です。

つまり、「入り口」です。

 

商品を売り出す企業側としては、お客様に「入り口」で立ち止まってほしくないわけです。先へ進んでほしい。

商品の魅力をより知っていただき、購入にまで至ってほしいためです。

 

100人のお客様がいたら、その中で「このイラストがものすごく好き!」という方が出る必要はあまりなく、ただ、「このイラストは嫌い」と、立ち止まって、その先へ進まない人が出ないようにしたいわけです。

 

そのため、そこで必要になるのが、

「お客様によって好き嫌いが出ないイラスト」=「嫌われないイラスト」

になります。

 

その場合、求められるイラストは、自ずと個性を打ち出すものではなく、どちらかというと狙いすぎない、とんがったところの少ないものになります。

 

個性の強いイラストの場合、「ものすごく好き!」と思われるお客様が出る可能性もありますが、

反対に、「これは好きじゃない」という方が出てくる怖さがあります(;^_^A

 

そのリスクをなくすために、敢えて

「嫌われないイラスト」が求められる、重宝されることは多いです。

 

 

イラストはその時々の案件によって、求められるものが異なるため、様々な依頼に応えられるように、色々なタッチを描き分ける力が必要になってきます。

私もまだまだ修行中です(;^_^A

 

 

以上、本日は「嫌われないイラスト」について触れさせていただきました(o^∇^o)ノ

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

ではでは、また次回に☆