雇われイラストレーターの奮闘日記

中小企業所属イラストレーター、10年目に突入!イラストを描く仕事に就きたい方、転職したい方に少しでも参考になる情報を発信していきたいと思います☆

「桜」は日本を表現するモチーフとして優秀!融通が利く=使いやすいのはナゼか

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今日はお花見に行ってきましたo(*^▽^*)o ♪

 

家族連れで見に来ている方がとても多く、小さなお子さんと一緒にお弁当を食べながら、皆さんゆったりと過ごしていました♪

 

やっぱり日本と言えば「桜」!

 

春になるとしみじみ、日本に生まれて幸せだな、有難いなぁ、と思います。

 

日本の「象徴」、桜

日本と言えば「桜」をモチーフに使うことが多い

会社の仕事でも、例えば色々な国の挿絵を描く場合などには、

 

日本の挿絵の場合は、着物姿のキャラクターと、背景には「桜」。

このパターンがとても多いです。

 

「富士山」が候補にあがる場合もありますが、富士山の難しいところは、アレンジがあまり出来ないところ。

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もちろんモチーフが何が良いかは、そのイラストが何に使われるか、その目的次第です。

そして、タッチに合うモチーフを選ぶということもあります。

 

ただ、富士山の場合は、「富士山」と分かるように、崩せない制約がとても多い。

 

形、色などが違いすぎて、富士山と分からないものにする訳にはいきません。

けれど、富士山の置く場所によっては上が空きすぎたり、富士山の「青色」がキレイに見えるよう、ある程度イラスト全体の色味も決まってきます。

 

もちろん、迫力のある力強いイラストに仕上がりやすく、ぴったり富士山がはまるイラストもあります(*^-^)!

 

 

ただ、その点で言うと、「桜」はモチーフとして非常に融通が利くんですね(*^^*)

 

・希望の構図に合うよう、形を自由に変えやすい。

 (木の幹の傾き、どこに枝をつけるか、花のボリュームをどこに持ってくるか等)

・色味はある程度決まっているが、幅がある。

 (白っぽい、濃い)(赤味が強いピンク、黄味が強いピンク)

・桜の周りに、木々の緑の色味を入れて、イラスト全体の色構成を調整することが可能。

・全体を描く、アップで一部を描く、など色々なサイズで配置できる。

 

 などなど☆

 

形や色に幅が持てるモチーフは、イラストの中に配置がしやすいという利点があります(o^∇^o)ノ

 

桜をモチーフにする場合は、自分なりの構図や色味のアレンジを、ぜひ楽しみたいですね♪